毎年春、県は墊江の競技場での音楽会とともに牡丹文化祭を開く。やり方は驚くほど直接である。牡丹が咲き、県が集まり、舞台が季節を開く。墊江は国花牡丹の原産地を自称する。その言葉は牡丹についてでもあり、この県についてでもある。県は重慶の中部、華鎣山の東にあり、1518平方キロメートル、人口95万人、年平均気温17.0度、年平均降水量1183.1ミリメートル。暖かく湿った、劇的でない土地であり、花の作物を畝に植えるのに向いた田園である。花の季節は短いが、その短さを一年の区切りにしている県でもある。
雑誌から
墊江:牡丹の花と根
競技場の音楽会で牡丹の季節を開き、同じ植物の根の皮を丹皮として売る県。
同じ街をめぐる · 墊江県 ↗花と祭り
花の下の根
花は看板で、根が商いである。牡丹の根の皮、丹皮は県の特産の一つで、石臼の豆花、白酒、黄沙のブンタン、漬け瓜と同じ一覧に並ぶ。県の工芸品はその隣に並ぶ。地元の彫刻、棕櫚竹の杖、角の煙管。皮を取るために掘る牡丹と、花のために残す牡丹は同じ植物の二つの使い方で、県は両方を一覧に書いている。一つは春の祭り、一つは一覧の品で、どちらも相手がなくても育てる値打ちがある。花の季節が終わっても、根は土の中で育ち続ける。県の一覧は、その時間の方を数えている。花と根は、同じ牡丹の二つの暦である。
合併の県
この県の歴史は合併の連なりである。漢代に巴郡の下で置かれ、唐の初めに臨江の地が清水県とされ、次いで桂渓県と改められた。元の初めに豊都県に併合されて旧県に臨江巡検司が置かれ、元の末に復県した。2024年、重慶主城都市圏に組み入れられた。土地は標高320メートルから1183メートルまで、東西に尾根があり、中部を川の谷が通る。県の形は単純である。東西に尾根、中央に谷、その谷に県城と田んぼが並ぶ。合併や復県で変わったのは管轄で、谷の暮らしは続いた。