朝天門は渝中半島の北東の端で、嘉陵江がここで長江に注ぐ。三方を水に囲まれ、土地は真ん中で高くなり、長く急な石段がいまも上の街と船着場を結んでいる。明の初めにここに門が建てられた。都の南京に向かって開いていたことから、この地の名になった。1891年に港が開かれると、ここに税関が置かれた。門そのものは1927年、船着場を作るために取り壊され、いまは土台だけが残る。広場からは、緑の嘉陵江が茶色の長江に流れ込むのが見える。
半島の先の石段、1891年の税関、そしてその下で働き続ける船着場。