大渡口は長江の南西岸の区で、清の末の無料の渡し場から名をとり、のちに鉄を中心に組み立てられた。1938年、漢陽鉄廠、漢冶萍鉄廠、上海煉鋼廠がここへ移され、第二十九兵器廠となった。1965年4月2日、九宮廟、新山村、躍進村の三つの街道が九龍坡から分けられ、新山村に役所を置く大渡口工業区が生まれた。重慶鋼鉄公司が中心に立ち、学校、病院、店は工場を囲むように配置された。鋼遷会の事務所だった建物は、いま全国重点文物保護単位である。
南西岸の渡し場がどう製鉄の街になり、工場がまわりの通りをどう整えたか。