大巴山は重慶の北の境に沿って走り、黄河の流域と長江の流域を分けている。山脈は四川、重慶、陝西、湖北を貫いて約1000キロメートルにわたり、秦嶺と同じ造山帯に属する。狭義の大巴山は標高およそ1300から2000メートルで、最も高いところは湖北の神農架にある。重慶側の端は城口県で、県が市域の大巴山の大半を覆っている。南の斜面の水は四川盆地へ、あるいは短い川となって長江へ注ぎ、重慶の大巴山自然保護区は国の自然保護区である。
重慶の北の境に沿う1000キロメートルの褶曲した岩と、それが担う分水嶺。