2026年7月19日に参花街2599号へ移転する前の、延吉旧東方水上市場でキムチを選ぶ買い物客。
延吉の市場をめぐる二つの用事、家族の食卓
延吉水上市場で二十年余り商う米腸(米を使ったソーセージ)の店主は、2026年の移転を迎えた。一方、西市場では、春節の買い物に干しスケトウダラを選んだ男性の思いが家族の再会につながる。二つの市場から、街を行き交う食べ物の道筋が見えてくる。
延吉の二つの市場は、食を異なる形で支える。米腸を売る店主の商いは市場移転に合わせて変わり、無形文化遺産に登録されたキムチ作りは、季節ごとに食材を集めて時間をかけて発酵させる。