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華厳寺と遼代の木造

大同の華厳寺は中国に残る最大の仏殿を持つ。この稿はその架構を軒下の斗拱から読み、続いて寺の経典を収めた堂へ向かう。

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大同にある遼の時代の堂

堂は大同の古城、善化寺の北西にあり、中国に残る最大の仏殿である。この一事が、よく見るべき理由になる。二番目に大きいのは遼寧省義県の奉国寺、三番目は同じ町の善化寺にあり、中国北方の三大木造仏殿のうち二つが数本の街を隔てて立っている。寺は第一批全国重点文物保護単位であり、漢族地区の全国重点仏教寺院の一つでもある。順位は規模によるもので、この堂はその首位にある。

屋根とその組み方

これだけの間口を持つ堂を支えるのは壁ではなく架構であり、見るべきは架構である。軒下では斗拱が柱頭に載り、層をなして外へ迫り出し、軒の出を壁の線から離して保つ。その上では桁が建物の長さにわたって走り、垂木がそれを渡って棟まで届く。重さは柱を通って下りる。図面なしに目で確かめられるのは比例である。屋根の高さと柱の高さの関係、軒の出の深さ、そして屋根の四隅が最後の柱を越えてどう外へ出ているか。

経蔵の堂

大蔵経を持つ寺院にはそれを収める場所が要る。それが経蔵の役目である。仏殿から離して建て、湿気と光を遮り、『華厳経』の摺本と残りの経典を櫃に収める。寺の名はその経に由来し、寺は漢族地区の全国重点仏教寺院の一つでもある。その呼称は博物館ではなく、現に営まれる道場を示す。建物の論理もそこにある。礼拝の堂は訪れる人へ向かい、経を収める堂は書物へ向く。

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