忻州.

忻州は山西省中北部の地級市で、古くは秀容と呼ばれた。東は河北、西は陝西、北西は内モンゴルと接する。面積25,152平方キロ、2020年の国勢調査で人口2,689,668人。一区、十二県、一県級市からなる。土地は三つの帯をなす。西は呂梁脈の管涔山と芦芽山、中央は雲中山と忻定盆地、東は恒山、五台山、太行山である。滹沱河は五台山に発して南東へ去り、汾河は州の中部を横切る。

忻州

Places

雁門関

代県の北、雁門山の関。1374年の明の城堡で、門楼が三つ、城壁は高さ十メートル、周囲約一キロ。外三関のひとつに数えられる。

辺靖楼

代県の旧市街、大通りの交わる所に建つ鼓楼。1374年に初めて建てられ、1471年に焼け、1476年までに高さ四十メートルで再建された。三関の防衛の指揮所でもあった。

万年氷洞

永久凍土の外側で氷を保つ洞。寧武県の芦芽山景勝地にあり、汾河と桑乾河が発するあたり、およそ三百万年前の第四紀にできた。

五台山

五台県北東部、五つの平らな峰が囲む仏教の山。2,837平方キロメートルの斜面と谷に47カ寺が残り、文殊菩薩の道場として2009年に世界遺産に登録された。

顕通寺

台懐で最も大きく最も古い寺。西暦68年に始まり唐代に再建され、中軸に七つの堂が並び、梁を使わない煉瓦殿と1610年に鋳造された銅殿が残る。

菩薩頂

台懐の上、霊鷲峰にあるゲルク派の寺。1656年にチベット仏教へ改められ、1683年に黄色の瑠璃瓦を許され、108段の石段で上る。

塔院寺

元代の舎利塔を中心に成立した寺。1302年の大白塔は白い石灰の下に煉瓦を積み、高さ75.3メートル、境内に130余りの堂と舎を収める。

殊像寺

台懐南西部の寺。東晋初めに始まり三度建て直され、狻猊に乗る高さ9.87メートルの文殊菩薩を安置する。山内で最も高い文殊像である。

閻錫山旧居(閻家大院)

定襄県河辺に建つ閻家の屋敷。1920年代に閻錫山が建て、1986年に省級、2013年に全国重点の保護単位となった。

写真の出典と権利情報
  1. 雁門関:石門と城壁、通路を行く見学者。N509FZ / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  2. 代県・辺靖楼:城壁上の通路から望む楼閣と、足下の城門。aisccd / CC BY 3.0 · CC BY 3.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  3. 万年氷洞:氷の通路と木の階段。Underbar dk / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  4. 五台山:谷に広がる台懐鎮を上から望む。663highland / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  5. 五台山・顕通寺:アーチ形の開口を持つ白い磚造の堂。Brookqi / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  6. 五台山・菩薩頂:黄色い瓦を葺いた堂。Brookqi / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  7. 五台山・殊像寺:大文殊殿と参拝者。Yumeto / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  8. 閻錫山旧居(定襄・河辺村)の正院と広間。Zhangzhugang / CC BY-SA 3.0 · CC BY-SA 3.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗