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朝食から始まる武漢

熱乾麺と武昌の小さな屋台を通して、朝の食事を指す武漢の言葉「過早(グオザオ)」を紹介します。

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朝食には呼び名がある

武漢では、朝食をとることを「過早(グオザオ)」と呼びます。この言葉は料理の一覧にとどまらず、温かく調理されたものを買い、それを食べて一日を始める、なじみ深い日々のリズムを表しています。蛇山近くの武昌旧市街にある短い飲食街、戸部巷は、その評判に触れられる場所の一つです。よく知られた観光地ですが、すべての地区の食べ方を代表するわけではありません。

汁ではなく、たれをからめる麺

熱乾麺(ルーガンミエン)は、汁の椀ではなく、ゴマをベースにしたたれをからめて食べます。麺はあらかじめ用意しておき、食べる前に手早く温め直し、たれや調味料と混ぜます。麺をたれのなかで返すことで、特徴的な味のまとい方と香りが生まれます。豆皮(ドウピー)や面窩(ミェンウォ)など、ほかの朝食料理を知れば、「過早」が一杯の麺だけに限られないこともわかります。

路地から見える大きな街

戸部巷は、武漢の朝食の評判を短い一角に集めています。器や盆、店先のカウンターが、通りがかりの人の手の届くところに朝の食事を並べる、身近な空間です。この路地から、街の各地の地区へ広がる食文化を知ることができます。朝の食べ物がつくる小さな世界からほど近い黄鶴楼では、詩や別れ、川が形づくる武昌の別の眺めが開けます。

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