嘉興.

水路と、手仕事。

浙江省北部、上海と杭州のあいだに位置する嘉興は、市とその周辺地域の双方を指します。桐郷市の烏鎮と嘉善県の西塘は、それぞれ独立した町です。まず水辺で育まれた暮らしの違いを訪ね、南湖と市街地の運河沿いの通りへ戻りましょう。

嘉興の大運河に石橋が架かり、白壁の建物と並木道がそのそばに続く。
嘉興の大運河。2024年1月撮影。

川が通りになるとき

烏鎮の静かな水路のすぐ上に、明かりのともる窓と白壁が並ぶ。

戸口、橋、連なる屋根を見れば、嘉興の水路が日々の暮らしをどう形づくったかが見えてきます。

屋根、船着き場、橋を手がかりに、水郷の町を読み解きます。水際には、それぞれの土地ならではの答えがあります。

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二つの水郷、そして市街地へ

烏鎮と西塘には、それぞれの物語があります。嘉興市内では、南湖と月河がひと息つける場所を見せてくれます。

模様を、丹念に染める

青空の下、青と白の模様布が木の竿から長く吊るされている。

布が藍色になるまで

烏鎮の藍染工房では、染料を避ける部分をつくることで模様が生まれます。

布を藍色に染める前に、白く残す形をたどってみましょう。防染糊を丁寧に置くところから、布が干される中庭まで。

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古い町に、新しい舞台

白黒の舞台写真で、3人の演者が腕を伸ばしてつながっている。

町が舞台になるとき

烏鎮の演劇祭では中庭や路地などの共有空間で上演が行われ、古い町が現代の文化空間へと姿を変えます。

烏鎮では、路地や橋、中庭が現代演劇の舞台にもなります。

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風景を、小さく折りたたむ

葉で包み白いひもで結んだ粽が、材料の入った鉢のそばに並ぶ。

葉に包まれた米

嘉興のちまきは、身近な素材から食感や形、手仕事を学ぶ小さな入口です。

米と大きな葉、いくつかの確かな手つき。広い土地の風景が、一包みの大きさに凝縮されます。

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つながりをたどる

建物や素材、人々の営みを手がかりに、一つの目的地の先へと歩みを進めます。

もう少し近くから

このジャーナルでは、その土地らしさを形づくるものを追います。屋根付きの通り、防染で守られた白い模様、街なかの湖。気になる糸口を選んで読み進め、次の発見のための余白も残してください。

写真の出典と権利情報
  1. 嘉興の大運河。2024年1月撮影。Windmemories · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗ 縮小・WebP変換済み。
  2. 南湖を望む冬景色。2024年1月。Windmemories · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗ 縮小・WebP変換済み。
  3. 嘉興・月河地区の間近な水際。2024年1月。Windmemories · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗ 縮小・WebP変換済み。