川と湿地が形づくる保護区 林業草原局が2023年に紹介した莫莫格保護区は、約14万4,000ヘクタールに及び、そのうち湿地は7万ヘクタールを超える。紹介記事は、保護区を横切る河川として嫩江、洮児河、Erlongtaoなどを挙げ、春と秋に鳥が渡る景観の一部に湿地を位置づけている。
旧油井・水井跡地の土地再生 吉林省生態環境庁が転載した『中国環境報』の2026年報道によると、莫莫格の核心区、緩衝区、実験区にあった油井・水井600か所超が閉鎖・封止された。古いパイプラインや井戸の土台の撤去、掘削・攪乱された土壌の整地と処理、その後の植生回復も報じている。同じ記事は、河川と湖の接続、生態用水の補給、水質監視を湿地保全の取り組みとして挙げる。
地元の写真家が鳥類保護チームを結成 吉林省生態環境庁が転載した『人民日報』の2024年報道は、莫莫格の鳥類保護飛行チームの発足を2018年にさかのぼり、地元写真家10人余りがチームを結成したと伝える。同報道によれば、2024年までに隊員は200人超に増えた。巡視、救護、普及啓発の活動も紹介している。省生態環境庁が転載した別の2026年『中国環境報』記事は、潘晟昱がチームの組織に関わった人物として挙げ、隊員数を約500人としている。これは異なる時点で報じられた人数だ。
2026年の記事は、巡視、鳥類モニタリング、普及啓発を担う「生態グリッド」職に地元住民を優先的に採用したとする。また、保護区内のオニバス(Euryale ferox)栽培と規制下の養殖についても記録している。
