北紅村は漠河市北極鎮に属し、アムール川上流の南岸に位置します。省の村落紹介は、正式な設立を1965年、ロシア系民族の村としての認定を2008年としています。ムケレンと呼ばれる木造家屋が街並みに特徴的な形を与えています。川と北方の森林に囲まれた集落で、中国とロシア双方につながる家族の歴史が受け継がれています。
雑誌から
北紅村:木造家屋、家族の食卓、ロシア風パン
アムール川南岸にある北紅村では、木造家屋や家庭の食文化から、国境の村の記憶をたどれます。パン屋の仕事にも、中国とロシアの家族文化が表れています。
同じ街をめぐる · 大興安嶺地区 ↗
アムール川南岸の木造家屋
食卓に表れる家族の歴史
2025年6月に人民日報が訪れた際、村の医師である李春花さんは、家族の両側にロシア系の祖先がいると語りました。食卓にはジャム、ザワークラウト、スバスープが並び、饅頭や東北地方の家庭料理とともに味わわれます。こうした組み合わせから、文化の継承を日々の食事の中に感じ取れます。それは地域史の展示と並ぶ、一つ一つの家族の記憶です。
趙銀花さんのパン屋
近くでは趙銀花さんがロシア風パンの店でオーブンの世話をしていました。義母からレバ(ロシア風パン)の作り方を教わり、秋霜の後に丘で野生のホップを採ることもあるといいます。パンを焼く準備は前日から始まり、発酵中には夜通し何度も粉を加えます。幼い頃の味を求める村人も、土地の名物に出会う来訪者も店を訪れます。家族の技が小さな商いとなり、北紅村の暮らしの歴史を今の街並みに運んでいます。

