雑誌から
五峰の上の最初の茶
蒙頂の茶の伝統は、峰の七株の茶、宋代の皇茶園、そして今も摘み手が使う石段から始まる。
文 IFreeing編集部読了約2分蒙頂山 · 雅安
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蒙頂山 [1]
七株の木とひとつの名
蒙頂には五つの峰があり、最も高いのは上清峰だ。僧の呉理真が茶の種を持ち込み、そこに七株を植えたという。この話は農業省の茶業特集でも紹介されているが、年号のある記録としてではなく、伝承として書かれている。年代も木の数も、伝承の側の決まりごとだ。確かなのは、この山と茶の長い関係のほうである。五つの峰、名のある泉、そして「四川で最初に茶が意識的に育てられた場所」という土地の記憶。
七株から皇茶園へ
宋代になると、上清峰の七株は特別なものとされ、その茶は宮廷へ送られた。木のまわりには石の囲いが築かれ、皇茶園と名づけられた。この言葉は二つのものを分ける。生きている木と、政治的な認定だ。園は小さな区画で、大きな荘園ではない。その重みは七株の物語から、そして宮廷がここの茶を貢ぎ物として受け取ったことから来ている。貢ぎ物は、葉そのものより、その由来を一緒に運んでいた。
石段は今も道である
茶馬古道はこの山を越え、石段は今も茶の段々を抜けて上っていく。春には摘み手が茶の木に入り、蒙頂甘露になる若い芽を摘む。茶は緑色で、細く巻かれ、香りは軽い。蒙頂は茶の博物館ではない。道があり、小屋があり、濡れた石がある、使われている山坡だ。石は雨で濡れ、季節によって色を変える。座って試飲するより、少し歩いたほうがいい。坂の勾配が、ここの茶をなぜ手で摘むのかを説明してくれる。
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