独流老醋は静海区の独流鎮で造られ、山西老陳醋、鎮江香醋とともに中国三大伝統名酢に数えられる。この町の強みは水と運送である。南運河、子牙河、大清河が交わる所にあり、その合流が盛んな醸造業を生んだ。製酢がこの町で産業になったのは1665年、立三という一軒の作坊から始まった。1684年9月、康熙帝は舟が町に停まった折にこの酢を味わい、毎年12月に都へ送る貢品とした。
三つの川の交わる町が、皇帝に持ち帰られた酢をどう造り、その法を三世紀守ったか。