首都図書館の研究司書・王蘭が執筆し、2025年に『麗江日報』が掲載した記事の抜粋は、製紙に使う二種の瑞香植物を紹介し、麗江の工房での仕事をたどる。記述は樹皮と繊維から始まり、紙が一枚の形になるまでを追う。
抜粋が述べる工程には、樹皮を剥ぎ、乾かし、水に浸して煮ること、繊維をたたくこと、紙を漉いて乾かすことが含まれる。繰り返しが重要だ。作り手は複数の段階で不純物を取り除き、枠を張った簀で紙料をすくい上げ、薄い層をつくる。文字や絵を受けとめる表面になるまで、素材は手の動きの連なりを経る。
雑誌から
製紙職人の和秀昌が公開記事で語った内容を通じ、瑞香の樹皮から繊維を整え、一枚の紙を漉く工程をたどります。
首都図書館の研究司書・王蘭が執筆し、2025年に『麗江日報』が掲載した記事の抜粋は、製紙に使う二種の瑞香植物を紹介し、麗江の工房での仕事をたどる。記述は樹皮と繊維から始まり、紙が一枚の形になるまでを追う。
抜粋が述べる工程には、樹皮を剥ぎ、乾かし、水に浸して煮ること、繊維をたたくこと、紙を漉いて乾かすことが含まれる。繰り返しが重要だ。作り手は複数の段階で不純物を取り除き、枠を張った簀で紙料をすくい上げ、薄い層をつくる。文字や絵を受けとめる表面になるまで、素材は手の動きの連なりを経る。
抜粋の中でも特に有益なのは、ばらばらの繊維が一枚の紙へ移る過程だ。紙料を簀のある枠ですくい、ゆっくり持ち上げると繊維が層になる。濡れた紙を押して余分な水を抜き、裏当てを外して乾かす。こうした工程によって、紙の手触りは制作過程の記録になる。厚みや見える繊維は単なる装飾効果ではない。
記事は、東巴紙を写本に用いる素材として紹介し、文字を書いた紙と絵を描いた紙が異なる目的を持ちうると記す。現代の紙製品にはノートやしおりなどもある。
王の記事の抜粋は、製紙職人の和秀昌を名指しし、工房での説明を彼に帰属させる。家族を通じて伝わった知識や、筆者が訪れた当時、来訪者が工程の一部を見学できたことも記している。