雑誌から

山あいに並ぶ三色湖――辺壩の三つの湖名

昌都の観光当局は三色湖を普玉村の近くに位置づけ、黒湖・白湖・黄湖の位置関係と水の流れを紹介しています。色の名は岸辺や鉱物の観察に結びつきますが、水質分析そのものではありません。

同じ街をめぐる · チャムド ↗
木々に縁取られた青い山上の湖。
2025年11月更新の辺壩三色湖紹介に添えられた湖の景観。三つの湖を個別に特定する写真ではない。

一つの斜面にある三つの名前

昌都市の文化・観光部門による紹介では、三色湖は普玉村にあり、辺壩県の中心部から約50キロとされています。低い尾根に隔てられた黒湖、白湖、黄湖という三つの山間湖盆が、「品」の字のように並ぶという説明です。写真の中で一つの湖が色を変えるのではなく、同じ斜面に隣り合う別々の水域です。

地形をたどると、名前の並びにも水の順序が見えてきます。黒湖の水は岩の割れ目を通って下の白湖へ流れ、さらに怒江上流へ向かうと紹介されています。黄湖は小さく、閉じた独立の湖とされます。色の理由を考える前に、三つの湖盆がどうつながるかを見てみましょう。

岸辺が描く色の印象

観光当局の説明では、黒湖は暗い岩が水に入ることと深い色合い、白湖は浅さと明るい砂礫の岸辺、黄湖は濁った水と黄色い鉱物に結びつけられています。これは観光紹介に記された観察であり、色素や溶存鉱物、光、季節変化を調べた実験結果ではありません。

同じ「色」という言葉でも、黒湖では岩と水深、白湖では開けた岸、黄湖では浮遊物や鉱物が手がかりになります。年間を通じた観察や採水がなければ、見た目がどれほど一定なのか、どの過程が色を決めるのかは分かりません。

訪問時に記録できること

紹介文によると、三湖の合計面積は約15万平方メートルで、黒湖が約10万平方メートルを占めます。これは観光部門のページに記された数値で、ここで引用する最新の水文学調査の値ではありません。ページはツツジや森林、古い砦にも触れ、湖をより広い山地の景観の中に置いています。

現地で記録するなら、日付、眺めた場所、天候、水位、見えている岸辺を書き留めるとよいでしょう。色の仕組みを説明するには、水質、堆積物、季節ごとの観測が別に必要です。この公式紹介が最もよく伝えるのは、暗い岩に寄り添う湖、明るい岸を持つ湖、そして独立した湖という三つの隣り合う水域です。

探索を続ける · Bianba Three-Coloured Lakes ↗
写真の出典と権利情報
  1. 2025年11月更新の辺壩三色湖紹介に添えられた湖の景観。三つの湖を個別に特定する写真ではない。Source report; no individual photographer identified · No independent image licence established; private editorial research only 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗