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三江並流は地図上の線にとどまらない

雲南北西部では金沙江、瀾滄江、怒江が山岳地帯を深く刻む。ユネスコ登録は選定された区域を保護するもので、川の名で呼ばれる広大な地域すべてを含むわけではない。

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圧縮された景観を流れる三つの川

「三江並流」という名は、雲南北西部の山地をおおむね南北に流れる三つの大河を指す。長江上流の金沙江、メコン川上流の瀾滄江、サルウィン川上流の怒江である。ユネスコは、急峻な峡谷を通り、氷河に覆われた峰がその上にそびえる流路を記述する。三つの川は一つの谷で合流するわけではない。地図上では近接しながら、隣り合う流域の標高、気候、往来のしやすさは大きく異なる。

ここは垂直方向の隔たりが際立つ景観である。深い峡谷が尾根や集落を分ける一方、雪や氷が低い谷の集落よりはるか上で源流を養う。ある斜面を越える道路が、次の流域へ簡単につながるとは限らない。地図上では大河が近くを並行して流れながら、山の壁に隔てられる。その並置が景観の劇的な印象を生む。

区域群からなる保護資産

ユネスコの登録資産は約170万ヘクタールを覆い、保護区域の地理的な八つの区画群から構成される。この構造は重要だ。「三江並流」という名称は、三河川の全域が一続きの公園に含まれることを意味しない。より広い山岳地域の中から選ばれた保護区域を示している。河川系と登録資産の違いは、特定の村や道路、保全規則がどこにあるかを説明するときに欠かせない。

迪慶の各県はこの雲南北西部の広い環境に位置するが、行政境界と遺産区域の境界は同じではない。例えば徳欽県の紹介は、高山や峡谷、湖を地域景観の特徴として挙げる。県レベルの説明は一部地域を理解する手がかりにはなるが、ユネスコの八区画や三つの流域すべての代わりにはならない。

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