ユネスコは2008年に新疆ウイグル・ムカムを代表リストに載せ、2005年に公布済みである。ウイグル共同体に広がる実践の体で、歌・舞・楽器が一体である。歌詞は民謡韻文と古典ウイグル詩人の詩の間を行き来する。独奏も合奏もありうる。合奏の主奏楽器は当地材料で、弓・撥・管がありうる。舞は独自の步法、リズム、姿を持つ。登録文の例に、頭上の碗や動物模倣がある。通り過ぎる群衆の前で一度奏でる曲は断片である。実践は歌・舞・楽の組であり、断片ではない。
雑誌から
一首ではない
ウイグル・ムカムは四地域様式の歌・舞・楽器である。カシュガルが担うのは十二ムカムのみで、四つ全部ではない。
歌、舞、楽器
四地域様式
登録文は四主要地域様式を挙げる。十二ムカム、ドーラン・ムカム、トルファン・ムカム、ハミ・ムカムである。カシュガルの歌に四ラベルを付けたものではない。十二ムカムは十二の器楽・声楽組で、300曲超、演じ切るに二十時間超かかる。登録文は一部がもはや演じられないとも述べる。他三様式は同じ登録内の別名で、それぞれ地域を携える。カシュガルに結びつくのは十二ムカムのみ。他三つはカシュガル番組に折り込まれず、十二の公演が四様式の見本でもない。
集いであり、見本ではない
登録文は、人々がムカムに入る共同体集い——メシレプやベズメ——を述べ、その類の集いが少なくなったと書く。伝承はより民間芸人に頼り、若者の関心は弱まると述べられる。生きた実践に欠けがあるという話であり、一都市一首の名曲に縮める理由ではない。カシュガル旧城区の楽器職人は、家族が住む路地に店を開く。店は楽器の胴がどう作られるかを見せうる。組は店一軒より長く、弦の音だけでなく舞を含む。