北京で2026年に開かれた展覧会「高原シルクロード—瞿曇の光」では、後殿碑の複製が展示された。正面には漢字の楷書、裏面にはチベット語が記されている。二つの文字は一基の石碑に共存するが、面は分かれており、もう一方を読むには碑の周りを回る必要がある。
展覧会の説明によれば、複製は楽都の瞿曇寺にある碑をもとにし、碑文には「中国」の語が含まれる。二面に分かれた配置によって、二言語の形式は文章であると同時に、石碑の物理的な構造として見える。
雑誌から
2026年、北京の展覧会で瞿曇寺の後殿碑の複製が展示された。表裏に漢文とチベット語が刻まれ、一つの石碑に二つの文字文化が並ぶ。

北京で2026年に開かれた展覧会「高原シルクロード—瞿曇の光」では、後殿碑の複製が展示された。正面には漢字の楷書、裏面にはチベット語が記されている。二つの文字は一基の石碑に共存するが、面は分かれており、もう一方を読むには碑の周りを回る必要がある。
展覧会の説明によれば、複製は楽都の瞿曇寺にある碑をもとにし、碑文には「中国」の語が含まれる。二面に分かれた配置によって、二言語の形式は文章であると同時に、石碑の物理的な構造として見える。
瞿曇寺の建築区域には、瞿曇寺御碑と後殿御碑という二基の皇帝碑がある。専門家の説明は両碑を碑亭の中庭に位置づけ、前者の碑文を1408年とする。石碑は、殿堂や中庭、回廊からなる建築空間に独立して立つ。
北京の複製は、その環境に置かれた碑の一つを展示室へ運んだ。展示室では石碑そのものを見て表裏の文字を確かめられる。瞿曇寺では、碑は碑亭と寺院の造営史にも結び付いている。