山の天候、商人の村、旧徽州が皖南で交わる。
黄山は一枚の定まった景色ではない。天候が眺めを変え、画家たちは山の見方を作品に残してきた。
西逓の水路と路地は、商人の村の成り立ちを見せてくれる。村を一つの家系の物語だけに閉じ込めることはできない。
有名な月沼は村の水系の一部にすぎない。小川は水を日々の集落へと導いている。
商人は品物と人のつながりを山の外へ運び、家や堂、水路は富が家族や地域へ戻った跡を伝える。
門口、中庭、村の共有空間に、家族の長い営みが表れる。
煤と膠から生まれる墨は、木型で形を整えた後、水と硯によって使えるものになる。
店先や戸口、狭い通りの間に商いが見えてくる。
広場に広がる六種の作物が村の季節の営みを伝える。村割りを神秘的な図として説明するものではない。
臭桂魚の香りの背後には、川沿いからの輸送、塩漬け、返し、最後の煮込みがある。
黄山市東部の山に人が掘った洞室が残る。年代、用途、掘削者にはまだ結論が出ていない。