大連.
大連は、いくつもの異なる歴史を通じて海と向き合っている。中山広場を囲む銀行、公共施設、鉄道ホテルには、ロシアの都市計画と日本の植民地統治の諸機関が商港を形づくった過程が見える。路面電車からは別の尺度が加わる。工場での工夫、運転の技術、日々の移動だ。南西へ進むと、かつて国外でポート・アーサーと呼ばれた旅順がある。港、監獄、博物館、丘の上の記念塔は、帝国と記憶をめぐる、より複雑な歴史につながっている。建物の外では、金石灘の地層や微生物がつくった構造が地球の長い時間を示し、老鉄山は遼寧をはるかに越えて生態系をつなぐ渡りの風景の一部を成す。大連の広い市域は、都市、歴史、海岸のこれらの景観をひとつの半島に結びつけている。
港と街路
岩、海、囲む食卓
大連
中山広場
円形の広場を囲む建物から、近代大連の港を支えた諸機関が見えてくる。
金石灘国家地質公園
海岸に露出する地層の連なりに、堆積の歴史と今も続く波の働きが重なる。
大連自然博物館
クジラの体のつくりと化石、生息環境、証拠を保存する仕事をつなぐ、海辺の自然史コレクション。
旅順博物館
20世紀初頭の博物館。建築と遠くから運ばれた収蔵品には、それぞれ異なる歴史の読み方が求められる。
旅順日露監獄旧址
空間の配置と一人ひとりの生涯から、植民地統治下の拘禁を読み解く、保存された監獄の跡。
白玉山
旅順港を見下ろす丘に、植民地期の戦争記念塔が今も目立つ歴史的な指標として立つ。
太陽溝歴史街区
旅順西部で、街路、公的施設、住宅、樹木が幾層もの時間を重ねる地区。
老鉄山
半島の先端に広がる渡りの風景。とりわけ秋に通過する猛禽類にとって重要な場所。
浜海路
日々の散歩にも、大勢が集まる行事にも使われる、海沿いの公共空間。
写真の出典と権利情報
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中山広場にある旧大連民政署。出典:Liaoning Provincial Department of Culture and Tourism. 撮影者と画像ライセンスは記載されていません。 · 権利状況不明 元写真の出典 ↗ 元の縦横比を保持し、必要な場合のみ表示用コピーを縮小しています。拡大、トリミング、修整は行っていません。
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秋の白玉山から望む旅順港。出典:Liaoning Provincial Department of Culture and Tourism, via the Liaoning Provincial Government website. 撮影者と画像ライセンスは記載されていません。 · 権利状況不明 元写真の出典 ↗ 元の縦横比を保持し、必要な場合のみ表示用コピーを縮小しています。拡大、トリミング、修整は行っていません。