台東旧駅は東部幹線の終点として市の中心にあった。旧駅は2001年に廃止された。現在の駅は岩湾にある。旧駅の施設は取り壊されず、ホーム、倉庫、線路を保存して台東鉄道芸術村として再利用された。駅舎は今も残り、線路は現在の公共空間の中央を走っている。
雑誌から
アトリエになった駅
2001年に廃止された台東旧駅は、ホームや倉庫を残して芸術村として再利用された。
同じ街をめぐる · 台東 ↗町の真ん中の駅
倉庫のなかのアトリエ
この村は一つの博物館ではなく、手を入れた建物と、荒いままの建物が散らばる集まりだ。地元の作家や工芸家が倉庫をアトリエに使い、建物のあいだの空間では市や公演、一時的な展示が行われる。規模は小さく、気配は静かで、平日の午後には来訪者より猫のほうが多いこともある。台東美術館と台東故事館が近くにあり、森林公園と琵琶湖も歩いて行ける。一帯は市の小さな現代美術の場の中心になった。
町の夜
台東は低い建物と広い空の町で、旧鉄道用地は夜に人が集まる数少ない場所の一つだ。近くの鉄花村では音楽や食べ物の催しが開かれてきたが、企画は年ごとに変わるので、何をやっているかは確かめたほうがよい。少し車を走らせた先の富岡港は、緑島と蘭嶼への船が出る港である。市内では夜市と通り沿いの海鮮店が海岸の魚を出す。鉄道の村は歩き始めるのに良い場所で、海はいつでも数分の距離にある。
