家は、ある人の出生地でなくても、その人の生涯と町を結びつけることがあります。玉渓市紅塔区北門街3号には、現在の中国国歌「義勇軍進行曲」の作曲者・聶耳にゆかりのある祖先の家が立っています。抽象的な「故郷」という呼び名ではなく、特定の通りの中に家族の歴史を置く建物です。
市の記録によると、この家は清末に曾祖父の聶連登が建て、後に父へ受け継がれました。家族は昆明でも暮らし、医業を営みました。それぞれの住所は家族史の異なる部分に属します。「祖先の家」という名称は、出生地や幼少期を一括して玉渓に移すことなく、同地とのつながりを伝えます。





