府は廟のすぐ東にあり、かつては廟とつながっていた。ここには孔子嫡長一系に承継がれる爵位、衍聖公が住んだ。家族はここから曲阜の孔氏聖跡を管理し、中国で最大の私的田荘だと資料がよむものを治めた。配置は煉瓦と木材で儒家の順序を語る。前半は衙署のように並ぶ公務の部屋、後半は内宅で、その内側にも輩分・性別・身分による序列がある。現在の集計は建物152棟、480間、面積12,470平方メートルで、四層の避難楼があり、襲撃のときに家人を守るために造られ、一度も使われなかった。府の公文書は約60,000件で、明と清の四百年間におけるこの府の生活を記録している。
曲阜孔廟の東に立つ孔子嫡長一系の宅。前半は官署、後半は儒家の序列で定められた内宅である。