幾重もの声で歌う村
トン族大歌は声部を重ねながら学び合う歌。鼓楼、家、公共の場などで受け継がれます。
黔東南ミャオ族トン族自治州は、地形も歴史も異なる県々から成ります。本稿では、黎平県肇興のトン族大歌と村の共有空間、雷山の刺繍と銀細工、鎮遠の舞陽河と崖沿いの建築、台江の姉妹節、丹寨県石橋の皮紙づくりを取り上げます。歌隊の声部が重なる仕組みから、古書修復用に試作を重ねた紙まで、それぞれの場所と営みに焦点を当てます。
トン族大歌は声部を重ねながら学び合う歌。鼓楼、家、公共の場などで受け継がれます。