天梯山は武威市涼州区張義鎮に位置し、涼州石窟とも呼ばれる。地域の遺産資料は開窟を十六国時代の北涼王・沮渠蒙遜と結びつけ、河西回廊における初期仏教石窟の歴史を伝える。現在、石窟は黄羊河水庫の上方にあり、崖と水面が遺跡の地理的背景をつくる。
雑誌から
水庫を見下ろす天梯山の大仏
武威・張義鎮の天梯山石窟は涼州石窟とも呼ばれる。崖に刻まれた大きな坐仏が黄羊河水庫を見下ろし、遺跡の歴史は北涼の仏教造営と結びつく。
同じ街をめぐる · 武威 ↗涼州石窟の初期造営
第13窟と坐仏
第13窟には高さ約28メートルと報じられる釈迦牟尼坐像がある。洞窟は山の斜面に面し、崖の下には水庫が広がるため、崖、洞窟、水が一続きの眺めとなる。保護機関は移設された壁画や彩塑の修復にも取り組んできた。巨大な仏像の尺度が、涼州石窟群におけるこの窟の特徴を際立たせる。
甘粛の石窟伝統の一地点
甘粛には地形に応じて造られた仏教芸術遺跡が複数ある。敦煌の莫高窟は壁画と蔵経洞、天水の麦積山は森に覆われた崖の泥塑で知られる。天梯山は涼州の初期石窟伝統と、水庫を見下ろす大きな坐仏が特徴だ。並べて見ると、仏教芸術が異なる山、谷、地域社会にどう応じたかがわかる。
