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マカオの街に見るアズレージョ

釉薬をかけたアズレージョは、マカオの路地、学校、教会、中庭に見られます。青や白、黄色が日常の建築に彩りを添えています。

マカオの公共噴水に施された青白いタイル画。
マカオの公共噴水に施された青白いタイル画。

路地に沿って広がる彩り

アズレージョは、マカオの日常的な建築のあちこちにある釉薬をかけた陶製タイルです。政府の特集では、路地、建物の基礎、学校、教会、中庭などが紹介されています。壮大な正面に限られた装飾ではありません。路地に折れて入るとタイル壁が目の前に現れたり、門の奥の小さな庭を囲んでいたりします。

青と白がよく知られ、黄色が加わることもあります。タイルにはヤシの葉、歴史上の人物、聖書の場面などが描かれています。釉薬は光を漆喰とは異なる形で捉え、壁に奥行きと色彩を与えます。場所によって主題も変わるため、学校、教会、中庭それぞれが、表面を通して固有の場を表せます。

マカオにある、模様入りの施釉タイルを張った壁。
マカオにある、模様入りの施釉タイルを張った壁。

遠い道のりをたどったタイルの伝統

ポルトガル語のazulejoは、磨かれた石を意味するアラビア語につながる語とされています。政府特集は、メソポタミア、スペイン、ポルトガルを経てマカオに伝わったタイルの歴史をたどります。ポルトガルの建築職人が四百年以上前にアズレージョを持ち込み、やがて街の建築語彙の一部となりました。

その歴史は、マカオの通りや建物の壁に見て取れます。技法と装飾の言葉が地域を越えて伝わり、やがて土地の建築に根づきました。釉薬の色は、都市の日常の視覚景観の一部になっています。

マカオにある青と白のタイル画で飾られた噴水。
マカオにある青と白のタイル画で飾られた噴水。

今も続くタイルの絵付け

タイルの伝統は、工房や現代の作り手を通して続いています。政府特集では、カサ・デ・ポルトガルのアズレージョ絵付け教室と、長年制作してきた芸術家が紹介されています。歴史的建築の外でも技法を受け継ぎ、絵柄を釉薬の表面へ写す方法を新たな参加者が学べる機会となっています。

マカオでは、古いタイルと新しい工房が一つの続く物語を形づくります。建物の痕跡が技法を伝え、工房ではその制作が現在へと受け継がれます。街の壁は完成作に出会う場所であり続け、工房や教室では新しい世代に向けて制作の過程も見える形で保たれています。

マカオの青白い二言語の通り名標識。
マカオの青白い二言語の通り名標識。
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写真の出典と権利情報
  1. Michal Osmenda from Brussels, Belgium / CC BY 2.0 · CC BY 2.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  2. マカオにある、模様入りの施釉タイルを張った壁。竹森聖 / CC BY 3.0 · CC BY 3.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  3. マカオにある青と白のタイル画で飾られた噴水。K.Y.K.Z.K. / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  4. マカオの青白い二言語の通り名標識。Pauloleong2002 / CC BY-SA 4.0 · CC BY-SA 4.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗