コロアンの天后廟には、乾隆28年にあたる1763年の日付が刻まれた青銅の鐘が残されています。一方、現在の建物は道光年間のものです。この二つの日付は、異なる歴史の一部を伝えます。鐘は現在の建物より前からこの場所で信仰が営まれていたことを示し、建物は廟の建築史における後の時代を記録しています。
廟はエストラーダ・ド・アルミランテ・マルケス・エスパルテイロの突き当たりに立っています。入口は一対の石獅子に守られています。通りから中へ入ると、部屋や中庭が参拝の空間を順に形づくり、品々や銘文がそれぞれの時間を伝えています。




