鞍鋼博物館は、かつての焼結工場に入っている。残された骨組み、天井クレーン、4号焼結機が、展示の中に生産の規模を保つ。焼結は、鉄を含む細かい原料を、炉で使いやすい塊にする工程だ。残された4号機は1957年に稼働を始め、ソ連の設計と、ソ連・中国の両国でつくられた設備を用いていた。
そのため博物館の建物自体が、多くを伝える。クレーンは、頭上の印象的なものにとどまらない。吊り上げ、整備、設備の重さを示す。機械の位置は、工場になぜその高さと広い空間が必要だったかを説明する。部屋は来訪者のためにつくられる前に、仕事に合わせて設計されていた。
