中国社会科学院が2023年に発表した記事は、工布江達県の巴河橋近くにある秀巴の塔五基を記録している。高さはそれぞれ約40~50メートルで、塔同士もおよそ40~50メートル離れている。記事は石板と木材の構造、十二角形の外観、八角形の内部、内側に木材を埋め込んだ厚さ約2メートルの壁を記す。
こうした寸法によって、秀巴の建築は具体的に見えてくる。五基は一群をなす一方、それぞれに計画された平面を持つ。石と木が厚い壁を形づくり、外側と内側の多角形の違いが独特の幾何学性を生んでいる。
雑誌から
工布江達県の巴河橋近くに石と木で造られた秀巴の塔が五基立つ。特徴的な平面構成と、報告された放射性炭素年代測定が建築と年代を考える手がかりとなる。
同じ街をめぐる · ニンティ ↗中国社会科学院が2023年に発表した記事は、工布江達県の巴河橋近くにある秀巴の塔五基を記録している。高さはそれぞれ約40~50メートルで、塔同士もおよそ40~50メートル離れている。記事は石板と木材の構造、十二角形の外観、八角形の内部、内側に木材を埋め込んだ厚さ約2メートルの壁を記す。
こうした寸法によって、秀巴の建築は具体的に見えてくる。五基は一群をなす一方、それぞれに計画された平面を持つ。石と木が厚い壁を形づくり、外側と内側の多角形の違いが独特の幾何学性を生んでいる。
観光案内では、秀巴古堡は1,600年以上前のものとよく紹介される。中国社会科学院の2023年記事は別の証拠も伝える。フランスの塔研究者フレデリック氏によれば、遺跡から採取した木片をフランスで放射性炭素年代測定にかけ、9~10世紀の文化遺物と解釈されたという。記事は同時に、塔群には信頼できる歴史文献が不足しているとも述べている。
公刊された資料では、この二つの年代説はまだ一致していない。木片一つの測定結果が示すのはその試料の年代であり、各塔の年代や塔群の建設順序を単独で決めるものではない。秀巴の年代は議論の余地が残るが、現存する石木建築の形は具体的に記述できる。
2021年、ニンティ市の観光地品質評価委員会は審査と公示を経て、秀巴古堡と崗雲スギ林を国家3A級観光地に認定した。この認定は観光地としての位置づけであり、塔の建築や歴史に関する記録とは別の情報である。
秀巴の塔群の規模、厚い壁、緻密に形づくられた内部は、建築に携わった人々の仕事へ目を向けさせる。2023年の記事はそうした特徴を伝える一方、観光案内の古い年代説と報告された測定結果は一致していない。秀巴は印象的な建築群であり、歴史が今も議論される遺跡でもある。