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広西の銅鼓――形、文様、分類

南寧の博物館コレクションから、銅鼓の形や装飾、慎重な分類を手掛かりに、広西に広がる歴史をたどります。

同心円状の装飾を持つ大きな銅鼓が、博物館のケースに展示されている。
比較資料:2011年3月17日撮影。南寧の広西博物館にある前漢時代の銅鼓。名称と帰属は撮影者の記録に基づく。

銅鼓の形と文様

銅鼓の形には、打面となる上部とその下の胴の関係が表れています。側面の輪郭は広がったり狭まったりし、上面の張り出し方もさまざまです。文様で区切られた面もあれば、比較的なめらかな面もあります。こうした特徴を手掛かりにすれば、装飾の解釈へ進む前に、まず品物同士の形を比べられます。

南寧にある広西民族博物館は、コレクションを起点に銅鼓を見るための重要な場所です。オンライン目録には、雲雷文、鳥、騎馬人物、後世に加えられた銘文など、多様な特徴で名付けられた銅鼓が掲載されています。

出土地を名にした型式

中国民族博物館が発表した研究は、標準的な出土地にちなむ既存の8分類を説明し、その中には広西の北流や霊山の名を冠した型式も含まれます。これらの名称は、形や装飾を比較する枠組みとなっています。

型式、推定年代、出土地、素材は、それぞれ個々の銅鼓について異なる面を示します。こうした分類を通して、現在の行政区画を越えて、人や技術、ものが行き交った地域の中に品物を位置づけられます。

線や人物、帯状の幾何学文様

故宮博物院の用語解説は、雲雷文を、うねる幾何学的な線からなる文様として説明し、丸みを帯びた形と角張った形を区別しています。反復や曲がり、形の交替が、装飾面を巡る帯をつくります。

鼓面の異なる箇所には、人物像と幾何学模様が配されています。その配置が装飾全体に構成を与え、大きな形と細かな反復模様を結びつけています。

六匹の蛙と、いくつかの解釈

北京の故宮博物院には、蛙が六匹あしらわれた北流型の銅鼓があります。同館の学芸員は、雨や農業、月、豊穣との結びつきを含め、蛙の図像について複数の解釈を紹介しています。

この比較から、見慣れた動物の図像にも幅広い読み方があると分かります。蛙の具体的な配置は一つの品物に固有のものですが、そこに提案されている意味は、それぞれ異なる文化的な連想に由来します。

庭園の植物の間に、大きな二体の蛙の彫刻が立っている。
2011年3月17日撮影。南寧の博物館展示にある、銅鼓の装飾に着想を得た現代の庭園用カエル像。

収蔵品それぞれの来歴

銘文や装飾、損傷した縁などが、収蔵品の中で一つ一つの銅鼓を見分ける手掛かりになります。記録には、出土や使用、収集の来歴が、品物を比べる分類と並んで残されています。

南寧の博物館は、広西に広がる物質文化の歴史へと視野を開きます。展示室の銅鼓はそれぞれ固有の形とつながりを帯び、幅広い銅鼓の系譜に、多くの個別の来歴をもたらしています。

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写真の出典と権利情報
  1. Gary Todd · CC0 1.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗
  2. 2011年3月17日撮影。南寧の博物館展示にある、銅鼓の装飾に着想を得た現代の庭園用カエル像。Gary Todd · CC0 1.0 元写真の出典 ↗ 権利情報 ↗