羅屋は築二百年以上とされ、古物古蹟辦事處は柴灣に残る唯一の完全な客家村屋と説明する。名称は元の所有者の姓「羅」に由来する。周囲の地区が大きく変わるなか、この家はかつての集落形態を伝える希少な建築証人となった。
雑誌から
羅屋と柴灣の客家家庭史
羅屋は柴灣に残る唯一の完全な客家村屋で、中庭はかつて家事や近隣の集まりに使われた。
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村の景観より長く残った家
中庭の仕事
住宅は三開間二進の配置。前庭では穀物や洗濯物を干し、近隣住民が集まった。家事と交流が同じ開放空間を共有していた。中庭は家の生活と路地をつなぎ、日常の作業を外に見せながら、人々が会う場所にもなった。
住まいから民俗博物館へ
政府は1976年に羅屋を民俗博物館として保存する方針を決め、修復は1989年に完了した。博物館となっても住居の間取りは保たれている。部屋、中庭、平面構成から、柴灣が都市化する前の家庭生活の規模が見えてくる。
