明清家具展示室は、上海博物館の人民広場館にあり、新しい東館ではない。公式案内は二つの館を別々に掲載している。展示室に再現された応接や書斎の場面は、家具がどう置かれた可能性があるかを示す。関係を読みやすくする解釈展示であり、歴史的な家からそのまま移した保存室ではない。
展示室には明・清時代の百点を超える家具が集まる。この二時代は1368年から1911年までを含み、長い期間に家具の形や装飾の好みが変化した。種類の一覧ではなく部屋から見始めると、コレクションを読みやすい。椅子は人を招き、机は本や道具を置き、衝立は壁を建てずに一角を区切る。

