雑誌から

物語から名を得た貯水池

仙女湖は一九六四年に袁河をせき止めて造られた堰であり、三十年後に古い書物から名を与えられた。

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どんな湖か

まずははっきりさせておきたい。仙女湖は人造である。貯水池は一九六四年、江口で袁河をせき止めて生まれ、袁河はいまも新余一帯を西から東へ流れる。湖は国家重点風景名勝区に属し、AAAA級の景勝地でもある。水は目的のために上げられ、いま人が写真に収める景観は、自然の偶然ではなくその判断の結果である。

なぜ織女か

名は遅れてやってきた。一九九四年、四世紀の干宝『捜神記』に記された織女の物語から名が取られ、一九九五年に正式に用いられた。珍しいやり方である。この場所は三十年のあいだ、実務的な名のもとに存在し、そのあとで物語を与えられた。与えられたのは、空から降りてくる女についての古典的な話である。湖は両方を抱えている。堰と、そこに掛けられた物語とを。

三つの水

景勝地は三つに分かれる。東の舞龍湖は入り江と島の迷路、中央の鍾山峡は峡谷の景観、そして三つ目は丘へと登っていく。町は水を通して読むのがよく、新余の水は江西でもっとも人工的である。省で最大の水面がまったく自然で、まったく季節に従う鄱陽湖と比べると、その対照がよくわかる。新余にはほかの名もある。画家傅抱石の記念館と、この町を形づくった長い鉄と鋼の歴史である。

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