2018年の河湟伝統村落の記事は、化隆の牙什扎、楽都の桦林、互助の洛少、循化の清水大庄を挙げる。「庄廓」と呼ばれる住居は一般に中庭を囲む配置で、門は簡素、柱や扉、窓には地元の木材を用いたという。版築の土壁と平屋根は地域の材料に合い、屋根は穀物を干す場所にもなった。記事では、寝起きと調理を同じ部屋で行う火房のほか、貯蔵室や家畜小屋も紹介される。
雑誌から
湟水谷の村々に見る中庭と木造建築
2018年の伝統村落調査は、化隆、楽都、互助、循化の住居を記録した。共通する中庭形式に加え、壁、木材、屋根の使い方には地域差がある。

版築の壁と木の回廊
村ごとに異なる住まい
化隆の塔加村には二階建ての住宅があり、清水大庄には木の格子を使う篱笆楼があると記事は記す。後者の一例は清代の三合院形式として紹介されている。庄廓では高い土壁が二、三方から部屋を囲み、主室は門に向き、平屋根で穀物を干す。火房では台所と寝室が一つになり、貯蔵室や家畜小屋が住まいを農作業と結び付ける。