古い街区に新しい役割を
仏山祖廟の隣にある嶺南天地は、歴史地区に店舗、飲食店、文化空間を設けている。2012年に公開され、地区の再生には文化財保護対象や歴史建築の活用が含まれる。古い街路や建物が、現代の都市で新たな役割を担う。
2024年の紹介では、文化財保護対象22か所と歴史建築128棟を活用したとされる。街区全体の更新である一方、小さな入口や中庭、かつての機関が変化を具体的な空間に刻む。
詩社の中にできた読書空間
百年の歴史を持つ龍塘詩社は、その一例である。歴史的な性格を残す空間に読書施設が設けられ、文学活動に結びついていた機関が、一般に開かれた新しい用途を得た。
周囲の街区では、文化施設と商業空間が隣り合う。食事、買い物、読書という異なる目的で人々が古い建物に入る。用途は変わっても、建築は人が街区を通る動線に関わり続ける。
細い路地の向こうにある東華里
近くの東華里は、別個の清代の文化財保護対象街路である。修復では、解体した古い建物から水磨青煉瓦や白泥の床タイルを回収し、洗浄・加工して既存部材に再び組み込んだ。壁を取り壊さず、傾いた壁面を少しずつ矯正する作業も行われた。
二つの場所は近いが、異なる規模を示す。嶺南天地は地区全体に広がる更新であり、東華里は比較的短い旧街路を保存する。具体的な修復作業も、仏山中心部の街区がより広く用途を変えてきた歴史の一部である。

