東関大モスクは西寧の東大街にあり、境内は西に背を向けて東を向いています。青海局の建築紹介は、礼拝堂を中心建物として説明します。幅は五間、壁は煉瓦造り、屋根は一層の歇山式で、色釉瓦が葺かれ、棟にはチベット式の金色の宝瓶が立ちます。前面の左右には三層の邦克楼と望月楼があり、その先に門が続きます。広い中庭、中央の礼拝堂、対の楼、複数の地域的な意匠を集めた屋根の線が、境内の構成をつくります。
モスクは通りから見える正面だけではありません。礼拝空間が境内の中心をなし、楼と門が順序立った導入部をつくります。西寧東部の街並みでは、屋根だけでなく境内全体の配置からその姿を読み取れます。


