1989年に始まった絵画の商い

龍崗政府オンラインは、大芬の油画産業の始まりを1989年に置く。香港の画家・黄江が村で家を借り、学生や画工を集めた。グループは油画を制作し、模写し、買い取り、転売した。この過程が大芬の名声を特定の人物と地域の生産網に結びつける。絵画は村の組織的な生業となり、芸術の仕事が売買や再販売へとつながった。

模写とオリジナル制作の共存

龍崗区の紹介によれば、大芬の画家はオリジナルの油画を制作する一方、模写にも携わる。二つの実践は同じ芸術経済の中に共存する。2007年に設立され、2023年の改修後に再開した大芬美術館が、その幅広さを示す公共空間となる。館内には八つの展示室に加え、会議・講演スペースと収蔵室があり、絵画を工房や店舗から市民の施設へと運ぶ。

展覧会が広げる芸術の暮らし

美術館の2026年の紹介によると、開館以来およそ500回の展覧会を開催した。深圳大芬国際油画双年展を4回、青年・中堅作家の全国展を10回含む。2023年の改修では、鑑賞動線、照明、温湿度管理を改善し、収蔵スペースも拡大した。区の紹介は、書画、彫刻、工芸、顔料も絵画に関連する産業として挙げる。こうした具体的な活動から、一つの制作方法に限らず、多様な仕事と展示の歴史を重ねる芸術地区の姿が見える。