龍羊峡は海南チベット族自治州共和県にある。青海の草原を横切った黄河は、ここで狭い峡谷に入る。県の地理資料は、この黄河区間に水力発電所を位置づける。龍羊峡は地形の通路であると同時に、黄河上流の開発を担う場所でもある。
雑誌から
龍羊峡:黄河の流れを切り替えた日
海南チベット族自治州共和県の龍羊峡では、1979年に導水トンネルへ黄河を流す締切工事が行われ、大規模水力発電所建設の転機となった。

共和県の峡谷
五時間の締切
1979年12月29日の夜、作業員は導水トンネル入口の岩盤を爆破した。黄河はトンネルへ流れ込み、五時間後に龍羊峡発電所の初めての締切が完了した。事業は1955年の国の決定を経て1976年に承認された。1986年に貯水を開始し、発電・送電設備は1989年に完成した。調査、トンネル、締切、貯水、発電という日付のある段階が、大規模事業を形づくった。
